設備を革新することで、
地域と共に持続、発展する
工場をつくりたい

PEOPLE

未来を考える人たち

設備を革新することで、地域と共に持続、発展する工場をつくりたい。

佐藤 諒

RYO SATOH

佐藤 諒

RYO SATOH

  • 室蘭製作所 設備部 設備グループ
  • 2018年度入社
  • 工学部卒
  • 室蘭製作所 設備部 設備グループ
  • 2018年度入社
  • 工学部卒

INTERVIEW

01

若手でも自分のアイデアを形にできる企業風土がある

私は、工場の設備の導入やメンテナンスを行う部署に所属しています。グローバルな競争が激化する中で、将来に向けた製造コスト低減を目指した設備改善、工場の安定操業につなげるための最新技術(自動化、データ化等)の計画・導入を進めています。また室蘭製作所内にある、製鋼、圧延、精製の3工場のうちの圧延工場の電気設備の保守管理も私の担当業務です。三菱製鋼で働いてやりがいに感じるのは、自分のような若手でも裁量をもって仕事を任せてもらえ、しかも一部ではなく最後まで関わらせてもらえること。たとえば新しい設備を導入する際には、目標を設定し、それを実現する方法の検討を行い、実際に工場で設備を立ち上げ、維持していくところまでを担当することができます。

INTERVIEW

01

INTERVIEW

02

INTERVIEW

02

設備の自動化に向けて最新技術にアプローチ

私が現在扱っているテーマに、圧延工場の設備の自動化があります。現状は、圧延工場では熱せられた鉄をロールで伸ばす操作が手動で行われている部分があります。それらの工程の自動化を実現するには、手動による運転状況をデータ化することが必要ですが、従来の設備ではなかなか難しいのが現状です。しかし最新のセンシング技術を導入し、無線技術やAIなどと組み合わせることでデータの高度な収集・解析が可能となり、自動化への道が開けます。またデータの先進的な活用が進めば最新のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)と組み合わせることで、「担当者がどこにいても、工場の操業状況が分かる」といった、未来の設備管理の姿も見えてきます。そういった最新技術の導入検討を進めています。

INTERVIEW

03

電気設備の保守、改善を通して工場の基礎となるものを学ぶ

私は室蘭で生まれ育ちました。ですから、「自分の働く室蘭製作所を地域と共に発展させていきたい」という強い想いがあります。それを叶えるためにも、室蘭製作所を常に成長させていくという意識で、設備の保守、改善そして最新技術の導入にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。また私は、現状の製造業の課題である脱炭素化やDX化などに関わる新技術にアンテナを張り、工場全体の革新につながる仕事がしたいと思っています。当社は安定した基盤を持ちながら、チャレンジを好む稀有な会社です。今までも誰にも負けないくらいの数の失敗をさせてもらいましたが、これからも失敗を恐れることなく、突き進んでいきます。

INTERVIEW

03

CAREER

電気設備の保守管理の経験を基に、新規導入に取り組む

半年間ほどの新入社員研修や製鋼、圧延、精製工場での実習を経て、配属されてからは、先輩に付く形で圧延工場の電気設備の保守に携わりました。約1年が経って、先輩から主担当を引き継いだ時は、「技術も知識も不足している自分に務まるだろうか」と不安でいっぱいでしたが、上司や周囲の皆さんに助けられて何とか責任を果たしてくることができました。2021年になって、所属する部署がこれまで設備の保守や改善、老朽設備の更新等をメインの業務としていた組織から、全く新しい設備の導入などに向けた取り組みを行う設備部に生まれ変わり、モチベーションがさらに高まっています。

休日の過ごし方

仲間と撮った映像や写真で室蘭の魅力を発信

生まれ育った室蘭の魅力を広く発信するための写真や映像などのコンテンツ制作に取り組んでいます。夜景がきらめく工場地帯、昔ながらの街並み、切り立った断崖と海からの自然風景など、様々な感動がコンパクトに詰まった街、室蘭を多くの皆さんに知ってもらい、訪れてもらい、地域の発展に貢献できたらと思っています。その他、友人と室蘭から1時間ほどで行ける温泉地(洞爺湖温泉や登別温泉など)を訪れリフレッシュするのも休日の過ごし方の一つです。