環境装置「メタサウルス」の試運転がスタート!

製品・研究開発

2013年02月18日

当社グループ三菱長崎機工株式会社の環境装置「メタサウルス」が、長崎市東部下水処理場に完成し2013年1月から試運転がスタートしました。 処理能力は、長崎市東部下水処理場から排出される流入汚水量(約10,000m3/日)を、全量処理できます。

本プラントは、2012年4月に国土交通省が実施する「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」に、同社および長崎県・長崎市・長崎総合科学大学の産学官チームとして応募し、「温室効果ガスを排出しない次世代型下水汚泥固形燃料化技術」という内容が高く評価され、採択されました。

本プラントは、脱水汚泥を最大で1/5にまで減量化することが可能となり減量後の脱水汚泥は火力発電などで燃料としての使用やリンの含有量が多いことを生かしてそのまま肥料としても利用が可能です。使用する熱エネルギーは全量処理中に発生するバイオガスで賄えるため、CO2の発生がなくゼロ・エミッション化を可能としました。

今春竣工式を執り行い、本稼動を開始いたします。

メタサウルス全景

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三菱長崎機工(株)

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