2024年度の賃金改善について

企業

2024年04月02日

当社はこのたび、2024年の春季交渉において、2024年度賃金改善に関する労働組合の申し入れに対し満額回答を行い、3月29日に妥結いたしました。

賃金改善の概要

労働組合からの要求額23,000円(組合員1人当たり平均)に対し、満額回答を行いました。当社としては過去最高の賃金改善であり、定期昇給と合わせると、約9%の賃金改善となります。

また、昨年度も8,000円の賃金改善(インフレ対応を含む)を行っており、定期昇給を含めた一昨年比の賃金アップ率は約13%となります。

山口社長(左)、永田専務(右)より「2024年度 労働条件妥結事項に関する協定書」を受け取る山本労働組合委員長(中央)

山口社長からのコメント

会社として大きな決断ではあったが、会社にとって何よりも重要なのは「人」であり、従業員の健康と安心した生活や働きがいの向上のためにも、賃金改善が必要であると決断した。

また、賃金改善をはじめとする従業員の働きやすさや生活の向上に向けた取り組みはまだまだ不十分だと考えており、事業環境が厳しい中でも労働生産性を向上させ、競争力の確保・強化をしていく必要がある。会社と従業員が一体となって、持続的賃上げを実現していきたい。

当社では、昨年5月に公表した2023中期経営計画の4大方針の一つとして、「人材への投資」を掲げるなど、社員一人ひとりが持つ力を伸ばし、会社の強みとしていく人的資本の活用が、当社グループにとって持続的成長の必須条件であると認識しています。エンゲージメントサーベイやタウンホールミーティング等をとおして従業員の声を吸い上げ、経営層が先頭に立って改善を進めていくことで変革を推進し、「すべての社員がその能力を十分に発揮できる環境」を実現していきます。

今後の取り組みや詳細等につきましては、当社ウェブサイト サステナビリティページや統合報告書にて随時ご紹介してまいります。

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