社長メッセージ
想いをカタチにする力で 挑み 未来を 支えつづける

三菱製鋼グループは「素材から製品まで」を手がける一貫メーカーとして歩んできました。
当社の歴史は、1904年東京スプリング製作所として、紡績機械用の小さなばねをつくることから始まりました。当時、ばねの材料は欧米からの輸入が中心でしたが、第一次世界大戦の勃発により材料の調達が困難となり、生産活動を継続するため、自らばねの材料である特殊鋼の生産を手がけるようになりました。ここに、三菱製鋼グループの「素材から製品まで」をつなぐものづくりの原点があります。
以来120年以上にわたり、「素材から製品」に広がる知見と技術を磨き、社会や産業の基盤を支え続けています。戦争の影響や終戦に伴う需要構造の変化、景気の変動やグローバル化進展への対応など、幾度となく大きな環境変化に直面しながらも挑戦を重ねてこられたのは、三菱製鋼グループのパーパスである「想いをカタチにする力で 挑み 未来を 支えつづける」という想いが、脈々と受け継がれてきたからだと考えています。これからも、持続可能な社会の実現に向けて、「素材から製品まで」をつなぐ当社らしいものづくりで、お客さまや社会に貢献してまいります。
現在私たちは、2030年のありたい姿の実現に向け、2026年度~2028年度の3カ年を対象とする「2026中期経営計画」を策定し、各施策を進めています。
世界的に不確実性が高まるなか、私たちを取り巻く事業環境も大きな転換点を迎えています。この中期経営計画では、基盤事業の再構築を進めて収益基盤の再建とキャッシュ創出を進めるとともに、将来の利益成長ドライバーとなる戦略事業に経営資源を重点的に配分し、「育成」から「収益化」のフェーズへと移行していきます。
さらにこれらの取り組みの推進には、「人材」の力が必要不可欠です。人材を育成し、その成長を支える仕組みを整備することで、組織としての実行力を高め、持続的成長をより確かなものとしていきます。
これらの施策を企業価値向上に向けて全社一丸となって取り組むことで、ステークホルダーの皆様の期待に応えてまいります。
今後とも皆さま方のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
