資材調達

当社グループは、次の４つの基本方針に基づき、資材調達活動を推進します。

三菱製鋼グループは、すべてのステークホルダーから信頼され、持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指しています。
調達活動においても、高い倫理観と社会的責任を重視しています。
三菱製鋼グループ サステナブル調達ガイドライン（以下：本ガイドライン）は、三菱製鋼グループとお取引頂くすべてのサプライヤーの皆様に対し、公正・公平な取引、法令遵守、環境保全、人権尊重、安全衛生の確保など、持続可能な調達活動に必要な基本的な考え方と行動指針を明示するものです。
お取引先様との信頼に基づくパートナーシップを築き、共に成長・発展することを目指しています。本ガイドラインの主旨をご理解いただき、遵守へのご協力をお願いいたします。

本ガイドラインの詳細は、以下のPDFファイルをご覧ください。

当社は、内閣府や中小企業庁などが推進する「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に基づき「パートナーシップ構築宣言」を公表しています。
サプライチェーンの仕入先さまや価値創造を図る事業者の皆さまとの連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップの構築を目指しています。

詳細は、以下のPDFファイルをご覧ください。

当社は、事業活動に関わるサプライチェーン全体で、CSR調達を推進しています。当社の調達方針をご理解いただくため、仕入先さまにCSR調達に関するアンケートへのご協力をお願いしています。アンケート結果は、仕入先さまへフィードバックを行うとともに、新たな社会課題等の説明会を実施し共有することで、当社の事業活動をご理解いただけるよう努めております。

当社は、人権問題を重要な社会課題と捉え、自社の事業活動やサプライチェーン上の人権リスクを特定するため、人権デュー・ディリジェンスに取り組んでいます。2024年度は、溶解原料・ばね素材・副原料・耐火物等の主要な仕入先さまを対象とした調査を実施し、取り組み状況を確認、また重大な違反がないことを確認しています。
今後も事業活動における人権リスクを特定・評価し、人権に配慮した事業活動を推進してまいります。

人権デュー・ディリジェンスの詳細はこちらをご覧ください。

当社ではCO₂削減等を通じて地球環境を保護するため、リサイクル品や低環境負荷品を優先的に採用します。また、環境保護活動に貢献できる製品やサービスのご提案も積極的にお受けします。

当社グループでは、人権・環境・倫理の観点を重視した「責任ある鉱物調達」を推進し、新たに制定したガイドラインに人権尊重に関する条項を織り込み、行動規範（Code of Conduct）を明示しています。特に、取引における利益の一部が武装勢力の資金源となり、人権侵害や紛争を助長している懸念がある紛争鉱物に関し、使用回避に向けた取り組みを推進しています。また、お客さまからのご要望に応じて、RMI※が発行する「調査テンプレート」を用いて、紛争鉱物を使用していないことを報告しています。

• ※RMI：Responsible Minerals Initiative（責任ある鉱物イニシアチブ）