2004年(平成16年)

2004年10月08日

A&Vフェスタ2004に純マグ採用スピーカーが展示される

 当社の純マグネシウム振動板を採用したスピーカーが9月22日から25日まで開催された「A&Vフェスタ2004」(パシフィコ横浜・展示ホール)でフォステックス(フォスター電機の社内カンパニー)のブースに出展され、入場者の好評を博した。
純マグネシウム振動板関連で出展されたものは、「フォステックス RS-2」スピーカーシステム(写真1)と参考展示された4種類のスピーカーユニット(写真2)。
RS-2スピーカーシステムは、音響を重視したスタジオ、リスニングルーム向けに開発され、来年春の発売を予定している。 RS-2の実演コーナーではクラシック、ジャズ、列車や太鼓の音などのリアルな音の再現に試聴に集まった人たちは熱心に聞き入っていた。
 また4種類のスピーカーユニットで注目されるのは、世界ではじめて純マグネシウムを広域帯用の振動板として採用したMG85スピーカーユニットである。これは当社の純マグネシウム薄板の箔圧延技術とプレス成形技術が大きく寄与している。

フォステックス RS-2システムの
迫力音に聞き入る人たち(写真1)
純マグネシウム振動板を採用した4種類のスピーカーユニット(写真2)

お問合せ先:広報・IR部 TEL 03-3536-3118

2004年09月08日

デジカメ用フラッシュユニットを生産開始

 当社、精密部品事業部は本年7月より高級デジタルカメラ用フラッシュユニット2機種の生産を開始した。
 これらのフラッシュユニットの特徴は高光量タイプのランプを使用し、開閉がワンプッシュでできることである。
 生産は各機種それぞれ月産2万台で立上げ、各4万台を目標に増産する予定。生産拠点は国内では子会社のプレシジョンスプリング株式会社(岡山県総社市)、海外生産は寧波菱鋼精密部件有限公司(中国浙江省)を計画している。

2004年09月07日

電子部品事業の拡大を目指す

 電子部品を単品からモジュール製品へと、より付加価値の高い製品へ事業展開を図る当社は、モジュール化のための製造技術の一つであるインサート成形技術を使った事業の拡大を目指す。
 当社の精密ばね(線ばね、板ばね)は従来よりAV機器、パソコン等の電子機器に数多く使われているが、インサート成形技術の導入によりモジュール化が容易となり製品の裾野が一気に広がった。
 今回新たにラインアップした製品は、デジタルカメラ用ブラシ接点、デジタルカメラ用ロータリースイッチ、各種リーフスイッチ、各種接点端子等であるが、これらは当社が携帯電話用内蔵アンテナの生産委託をしていたヒューマン電機株式会社(埼玉県北足立郡伊奈町)を、本年4月に完全子会社化したことにより増加したものである。
 これら電子部品の生産拠点はコストダウンとユーザーの現調化に対応する為、国内と海外の二本立てで対応していく。
国内生産拠点は、ヒューマン電機株式会社と宇都宮製作所(宇都宮市平出工業団地)で設計・開発試作を担当し、量産は海外のMSM CEBU,INC.(フィリピン)に加え、中国の寧波菱鋼精密部件有限公司(浙江省)を予定している。
 当社は今後更に精密ばねとインサート成形技術の組合せにより、高付加価値のモジュール製品の設計・開発・生産を目指す。

デジタルカメラ用ブラシ接点
各種接点端子
携帯電話用内蔵アンテナ
全自動成形機
ヒューマン電機株式会社

2004年06月01日

ノズルベーンの生産量急拡大

ノズルベーン:タービン翼に当る排気ガス流の角度を調節する耐熱合金製の可変翼。これにより低速回転でも高効率のターボ性能が得られる。

2004年05月15日

太巻ばねの増産続く

太さ90mm、全長1.7m 重量約600Kgの大型太巻ばね
パワーショベルの履帯に張力を付与する太巻ばね

2004年03月11日

世界初 スピーカー用、純マグネシウム振動板

 当社とフォスター電機株式会社(東京都昭島市、髙田貢社長)は、当社が先に開発した純マグネシウム箔のコイル圧延材を用い、スピーカー用、純マグネシウム振動板の開発に世界ではじめて成功した。
 従来のマグネシウム合金製振動板に比較して、軽量かつ振動減衰性能が2倍以上大きいという性質から、歪が少なく、高域帯においてピーク感や金属固有の残響音の少ない良質な音質が得られる。

25mm口径の純マグネシウム振動板厚さ0.05mm
世界初の純マグネシウム振動板が搭載されたフォスター電機株式会社殿ツイータースピーカー

2004年03月10日

携帯電話用内蔵アンテナの生産開始

 精密部品事業部は昨年12月より携帯電話用の内蔵アンテナの生産を開始した。
携帯電話用のアンテナは現在引き出し型だが今後内蔵型が主流になり更に高級機種では3,4個の内蔵アンテナが搭載される。
 当社は、開発の迅速化、受注変動への対応などを考慮して生産体制は当初から国内と海外の二本立てとする。
国内の生産拠点は宇都宮製作所で、試作立上げと国内向けの供給が役割、海外の生産拠点はフィリッピンの子会社PRECISION SPRINGS CEBU,INC.(PSKセブ)で、プレス品の製造から樹脂成形(※1インサート成形)、後工程まで一貫体制を構築する。
 更に今後当社は、携帯電話内蔵アンテナの生産に伴い、同様にインサート成形品を多く使用するパソコンやデジタルビデオカメラへの供給も視野にいれ開発を進める予定である。

内蔵アンテナを2個装着した携帯電話
  1. ※1インサート成形
    インサート成形とは、金型内にインサート品を装填した後、樹脂を注入してインサート品を溶融樹脂で包んで固化させ、一体化した複合部品を作る工法です。

2004年01月22日

本格稼働に入ったMSM寧波

 平成14年12月に設立した「MSM寧波」は、精密ばねの海外工場としてフィリピンのセブ工場、マニラ工場とタイのイースタンシーボード工場に次いで4番目の工場として本格稼働に入りました。
 昨年2月、デジタルビデオカメラ用のヒンジ組立から生産開始し,当初SARSの影響で生産の立ち上げはやや遅れていましたが、10月より新たに携帯電話用ヒンジの組立も開始され、開始当時の組立1ライン、人員60名から今年1月には11ライン、人員300人に増強されました。

デジタルカメラ用ヒンジ組立ラインで作業中の女子工員
携帯電話用ヒンジ組立ラインで作業中の女子工員