最適なばねをつくるために
あらゆる分野の技術へと目を配る

山崎 智裕 TOMOHIRO YAMAZAKI 

技術開発センター
2009年度入社
工学研究科 金属材料工学専攻

最適なばねをつくるために
あらゆる分野の技術へと目を配る

山崎 智裕 TOMOHIRO YAMAZAKI 

技術開発センター
2009年度入社
工学研究科 金属材料工学専攻

01 INTERVIEW

自分の手掛けた技術が
世界中に展開されていく喜び

現在は、自動車のサスペンションに使われる巻ばねの軽量化の研究に携わっています。新規車種を開発するにあたって、既存のばねを軽くしたいというニーズに応えるには、特殊鋼などを新たにつくる「材料からのアプローチ」と現状の製造ラインを変更する「工法からのアプローチ」があります。私は主に、「工法からのアプローチ」でばねの軽量化に取り組んでいます。新規工法の確立は、一筋縄にはいきません。狙った性能を満たすまで、製造条件を変えながら、耐久性などの評価を何度も繰り返します。代りに、自分が関わった技術が量産に適用され、世界中の工場に展開されていく喜びを味わうことができます。既に、私が開発した新工法を使った軽量化の提案が自動車メーカーのお客様から認められ、2020年に投入される新車に当社の製品が採用されるという成果を挙げることができました。

02 INTERVIEW

任された研究を
自由に進めることができる環境

研究者にとっての当社のメリットは、若手でも主担当として、一つのテーマを任されること。ただし任されるからには、「担当する研究については、社内の誰よりも精通していることが求められる」といったプレッシャーを伴ないます。でも、研究を志して就職した自分としては、このうえない環境です。また私は、新しいアイデアを思いつくと、すぐ試してみたくなるタイプですから、「任された研究の進め方が比較的自由」という点も気に入っています。研究の目的やそこへの筋道が適切ならば、上司はどんどんトライされてくれます。といっても、私のような研究者ばかりではありません。事前に、徹底して解析や計算であたりをつけてから実験に取り掛かるタイプの人もたくさんいます。そうした、いろいろな研究者と互いに刺激をしあいながら働くことができるのも、この職場の魅力です。

03 INTERVIEW

成長を支えてくれた
先輩の存在

私は、ばねのことをほとんど知らずに入社しました。大学、大学院では、金属の凝固過程の研究をしていましたが、現在の研究には、ほとんど関係しません。しかし、この会社に入社して、ばねのことを何も知らなかった私でも、世界的な自動車メーカーの製品に使われるばねの開発に関わることができるようになりました。私が成長できたのは、上司として導いてくれた先輩がいたから。その方には、多くのことを教えてもらいましたが、特にひとつのアドバイスには、非常に大きな影響を与えられました。「ばねにとらわれず、ばねづくり以外の技術にも目を向けたほうがいいよ」 この言葉を受けて、「今はばねに使われていない、他分野の加工技術や測定技術を取り入れることで、より最適なばねをつくることができないか」と、日々、情報を収集し、考えを巡らせています。

休日の過ごし方

チームの力で勝利をつかめる
フットサルに熱中

フットサルのチームに入って、週末は千葉県のリーグ戦に参加して楽しんでいます。フットサルの特徴は、サッカーと比較して、よりチームとしての力が問われることだと思います。たとえ個人技で劣勢でも、チームで戦術を統一して戦えば、ゲームに結構勝つことができるのです。また、コートが狭いですから、1人ひとりが決められた役割をこなすのではなく、チームの全員に守備と攻撃の両方が求められるのもフットサルの面白いところです。金曜日に練習をして、土曜、日曜日に試合をするのが、基本的なスケジュールですが、今はフットサル三昧とはいきません。平日は、生まれたばかりの子供を妻に任せっぱなしですから、週末は、しっかり育児もしなくてはと思っています。